愛知県で内科をしているすがおといいます
漢方の勉強を初めて結構時間がたちましたが、なかなかよい処方を思い出せなかったりします。外来診療の際にサッと使える辞書代わりの良い本が無いような気がします。そこで大きな書店さんに行ってみると、中医学系の本や表題に受験生の頃聞いたような単語の付いた口訣系の本などいろいろ有ります。玉石混淆なのは漢方の本も他と一緒です。また様々な流派の先生が各々の立場で書いておられるため、著者のバックグラウンドが分かっていないと文献間で使用する処方に違いが出てきて混乱してしまいます。
私は普段の外来では漢方常用処方解説[いわゆる赤本]や漢方診断ノートを外来の時に参考にしていますが、十分とは言いがたい状況です。処方こどにまとめた成書も有りますが、忙しい時とっさには使えません。症状毎の辞書代わりに使える物があると良いと思っていました。そこで自分用の処方索引を作ることにしました。漢方処方を症状ごとに集めていきます。処方の索引ですので、個々の処方や運用の詳細は明示してある出典の文献を参照してください。
世の中では中堅といわれる年になっても三日坊主がやめられませんので、ペースメーカー代わりにブログに書いていきます。何かのお役に立てれば幸いです。
時々全然関係のない趣味のことも書きますので、あしからず。
とはいえ初めてのブログですので、まだ慣れないところも多いため、ぬるーくみていってください。
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